中国青島のタクシー事情

正月休みには、海外に旅行する方も多いと思います。
で、空港に着いたら移動手段はどうします？

タクシーを利用する方、バスを乗る方
またお迎えが来ている方など、様々です。

って事で、今回は中国青島のタクシー事情を
私なりに書いていきます。

まずは、日本とは全然違う事を頭に入れといて下さい。

空港を出ると、必ずタクシーは要らないか！と
人が集まってきます。

これは、紹介屋さんで
タクシーが無理な営業をしてはいけないので
直ぐに逃げられるように、車を所持していない人達が
（車があったら、逃げるに逃げれないから）
公安の目を盗み斡旋をしているのです。
※斡旋料は距離にもよりますが、１０元位。

無論、この手のタクシーは
日本の言う所の、白ナンバータクシーで
こちらでは『黒車』と呼ばれている車です。
※黒車は普通の車で、街までいくらで行くと
交渉から始まる、メーターが無いタクシーです。

その他に、たちの悪い『黄牛』と呼ばれている車もあり
中国の地方に出ると、タクシーが居ないので
よくこの手のタクシーが走っています。
※黄牛とは、初めから追い剥ぎを目的にしたタクシーです。

黒車は上手く利用すれば、営業許可が降りているタクシーより
安い場合がありますが、利用しない方が無難です。

私の場合
人数が多い場合、もしくは荷物が多い場合に利用します。
なぜかは、中国のタクシーは狭いからで
黒車は、会社の運転手が会社に内緒でアルバイトを
している場合があり、会社の車を使う為に
結構デカイ車（ワゴン車もあり）で、綺麗な車が多いからです。
ですから、人数が多い場合、２台で利用するより安くなるからです。

ここで、ケンボーの一言

日系企業の日本人の皆様！！

貴社の会社の車

運転手にアルバイトされていますよォ～

私は見た事がありますよォ～

何処の会社の車とは言えませんが・・・

まァ～運転手君は、見つかったら辞めるだけしか
思っていませんので、事故が起こったらどうなるか
までは考えていませんからねェ・・・・・・

では、空港のタクシー乗り場で待機している
普通のタクシーはどうでしょう？！？

これも安心はしてはいけません。
かなりの確立で、メーターを倒すものの
遠周りをされてしまいます。

目安として、市内（クラウンプラザ）までは
６０元～７０元の間
（但し、青島には７元タクシーと１０元タクシーがありますので
７元タクシーの場合）

※黒タクのワゴンタイプで、１００元くらいで交渉可能。
ボロ自家用車で、５０元でも交渉可能。

では、どうしろと？！？！

ズバリ、交渉です。

メーター付きのタクシーでも
中国語が出来なくても
７０元でクラウンプラザまで行け！（紙に書くのもＯＫです。）

少し高いがこれなら、最短の道で目的地まで
連れて行っていただけます。
無論、交渉能力が長けている、現地に詳しいなら
５０元でも可能です。

旅行者の場合
１００元から、へたしたら３００元取られた人が
大勢いますが、相場を知らずに乗っていたら
それが当たり前と思い払う人がいるからです。

また、ホテル、飲み屋もタクシーに案内されると
大変な事になる事も多々あります。

普段、１００元で泊まれるホテルが３００元に
なったり、バックマージンをもらう為に
なんでもやる国だと思って間違いはないです。

中国のタクシー車内２

次にタクシーの乗り方の基本ですが

一人の場合

助手席に乗るのが基本です。

これは、運転手さんに貴方と同等です。
また、貴方に命を預けると言う意味が入っているらしいです。

ここで、ケンボーの二言！！

貴方と心中は嫌だァ～

中国の運転は相当荒いです。
逆行、信号無視は当たり前！！
過去の交通マナーの悪さはフリーページの
ここが凄いぞ中国人２「おまわ○さん編」を
ここをクリックでも飛べます。

その他の注意点は
後部座席も自動ではないので
自分で空けて乗って下さい。

で、運転手のあたりはずれですが
はずれに当たったらもう大変！
窓からタン、ツバを飛ばすのは当たり前
携帯電話、大声でしゃべり捲るのも基本です。
車は、ガタガタ、車内は掃除はしないのは当然です。
ハナクソほじり、昨日のニンニクの臭いで花一杯の香りの車内！
タバコをプカプカ、ラジオのボリューム一杯、夢一杯！！

とにかく、日本のサービスを期待してはいけません。

これでいいのかァ～と叫んでも
ここは中国！諦めるしかない。

また、青島の殆どのタクシーは夏場でも
クーラーを効かせません。

燃料削減の為、そんな勿体無いものは
使用しません。
※地球温暖化の為では無論ありません。

冬場でも、暖房は付けません。

・・・・・・・・・・・・

暖房は燃料とは関係が無い筈ですが・・・・

そこで、運転手さんにお伺いを立てると

『暑くなったら
俺寝てしまうよ！』

ごもっとも！

貴方と心中はご免です。

妙に納得してタクシーを利用しているケンボーでした。

お後がよろしいようで・・・・

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